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アキレス腱炎

症状

アキレス腱炎は、ランニングやジャンプ動作の反復によりアキレス腱に痛みや腫脹が生じる疾患です。
陸上競技者やバレーボール、テニス、サッカープレイヤーに多くみられます。
また、ランナーやランニングスポーツに携わる30~60歳の人に多くみられるといわれています。
朝の痛みやこわばり、運動の初めと終わりに痛みがあり、圧痛はアキレス腱付着部から最大で付着部より上6cm程度まであります。

原因

解明されていないことも多いですが、基本的には反復動作のオーバーユースつまり使い過ぎにより生じる症状です。
また、研究においてアキレス腱炎の危険因子は、過去に下半身の腱障害や骨折がある・寒い時期のトレーニング・足関節底屈(つま先で蹴る力)の筋力低下・足関節背屈(つま先を上げる方向)の可動域制限・中等度のアルコール摂取、などが挙げられています。

対処方法

まずは、安静と反復動作や体重が強くかかる運動を減らすことでアキレス腱の痛みや腫脹などの症状を減らすことが大切です。
また、痛みが出始めた頃の身体の使い方や環境の変化がなかったか考えてみることも重要となります。
たとえば、『急激に練習量を増やした』、『下半身のストレッチ等をサボりがちだった』・『固い地面での練習が多くなった』・『フォームを変更した』など、思い当たる節があるかもしれません。もしあれば、運動を制限・コントロールしながら、ネガティブな面を改善してみましょう。
もし自分一人では難しい場合は、ON YOUR MARKSが誠心誠意サポート致します。

参考文献

1)Kozlovskaia M, Vlahovich N, Ashton KJ, et al. Biomedical risk factors of achilles tendinopathy in physically active people: a systematic review. Sports Med Open 2017;3:20.
2)Arco C van der Vlist, Stephan J Breda, et al. Clinical risk factors for Achilles tendinopathy: a systematic review. Br J Sports Med 2019;0:1–11.

処置

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